素晴らしい楽曲とヴォーカル、演奏、録音、三拍子揃った言うことなしの名盤!
- by 井熊崇人,
2023/06/06
5.0/
5stars
1986年本作の発表当時の頃からオフコースのヘヴィーリスナーだった自分は小田さんのLA録音の初ソロアルバムである本作を聴いて、なんて演奏が上手いのだろう(あくまで歌モノアレンジとしてです。テクニカルなものではありません)、なんて音がいいのだろうと感動していたのを今でも覚えていますが後にサポートミュージシャン、レコーディング、マスタリングエンジニアを知り驚きました。dsとbはロックバンドTOTOのオリジナルメンバー(スタジオセッションミュージシャンでもあります)の今は亡きジェフポーカロとデヴィッドハンゲイト(健在です)、レコーディングエンジニアはオフコース時からのビルシュネー、マスタリングエンジニアはなんとあの重鎮(故)ダグサックス!悪い訳がありません。その完成された音は2017年現在聴いても全く色褪せることはありません。ポピュラーミュージックとしてはダイナミックレンジが驚くほど広い曲もあります。しかしジェフポーカロはフラム奏法の使い方が非常にうまいですよね。右に出る者はいないと思います。2ndソロアルバム『BETWEEN THE WORD & THE HEART』(88年)も同じく素晴らしい作品です。これら2作品は小田和正さんのソロアルバムとして唯一の大名盤だと思います。2作品共にリマスタリングは不要だと思います。いや、してはならないと思います。本来の素晴らしいオーディオクオリティを壊してしまう恐れが多分にあるからです。音場、空間再現も壊してしまう恐れがあります。しかしながら従来盤のサウンドが最高に心地良いサウンドだと思います。大名盤‼︎
本作は小田和正がオフコースから脱皮した貴重な一枚であ。
- by 奇跡の地球,
2023/06/05